ワンステップで還元が進化する
ハイダメージ毛に対応するために酸性領域施術の場面が増えてきており、
薬液の進化ともに対応幅が広がっていきました。
さらに、施術者の考え方、使いやすさ、そこに髪の状態を考慮してpHや還元値の調整といった
スペックのカスタマイズをすることも多くなっています。
今、サロン現場で、わかりやすく使いやすくスペックアップできるアイテムが
「ジアンカーCV27」です。
製品概要
コスメ系薬液専用ミックス還元剤「ジアンカーCV27」
コスメ系薬液にミックスすることで、より還元値をアップします。
カールの安定感やウェーブ効率アップ、ストレートの伸びがアップします。
効果
低、中還元値の薬液にミックスすることで、還元効果のアップと安定化ができます。
ダメージ毛に使用する薬液(中性領域や酸性領域)の場合、pHは上げたくないが還元値を上げパワーアップを考えたい場面で使用します。
過度(チオ換算値7を超える配合)にアップさせるのではなく、元々の薬液のポテンシャルを引き出し使いやすさをアップさせます。
仕上がりのイメージ
ファッソカール1M+CV27(5%) コールドパーマ
ローダメージの髪に使用した場合、未使用に比べて全体のカールの均一感が出ており、毛先までカールが安定しました。
ジアンカーリキッド4.5+CV27(10%) コールドパーマ
ブリーチ毛に対して使用した場合、未使用に比べウェーブの強さと全体のカールの均一感が出ました。中間部の緩みがなくボリュームを出すことができています。
ジアンカークリーム4.5+CV27(10%) ストレートパーマ
ストレートパーマに使用した場合、未使用に比べてクセの緩み方に変化がみられました。還元力が必要なクセに対し有効に働き、ボリュームダウンが可能になります。
その他仕上がりイメージ
ファッソカール1S+CV27(5%)
ウェーブ効率:32%
pH:6.08
チオ換算値:6.82
アルカリ度:0
ファッソカール1M+CV27(5%)
ウェーブ効率:41%
pH:7.71
チオ換算値:6.79
アルカリ度:1.0
ファッソカール1H+CV27(5%)
ウェーブ効率:51%
pH:8.86
チオ換算値:6.79
アルカリ度:3.58
ジアンカーリキッド4.5+CV27(5%)
ウェーブ効率:20%
pH:4.47
チオ換算値:3.87
アルカリ度:0
ジアンカーリキッド4.5+CV27(10%)
ウェーブ効率:30%
pH:4.48
チオ換算値:4.92
アルカリ度:0
使用方法
既に還元剤が配合されたコスメ系の薬液に5%または10%添加して使用します。
5%と10%のどちらかを使うことによって、目的が変わります。
5%の場合
ウェーブ効率は大きく変わらず、カールの場合は全体のカールに安定感と均一感が出てきます。
ファッソのように、元々薬液パワーがありウェーブ効率もある薬液に使用し、安定した形づくりに有効です。
10%の場合
還元値が上がるため、それにともなってウェーブ効率もアップします。
ジアンカー4.5のように、還元値が低い薬液の還元値を上げる目的で使用しpHを上げずにパワーアップを狙えます。