
多層還元剤型、低アルカリ系コスメ
アンビットは、チオグリコール酸システアミンをメイン還元剤としアルカリに頼らずともアクションをしっかり起こすことができる「酸性薬液のいい所」と「アルカリ薬液のいい所」この2つを両立できる「多層還元薬液」です。
シンプルな薬液構成
カール(リキッドタイプ)2種、クリームタイプ2種の最小構成にしたことで、単品での使用やミックスしての使用など幅広い毛髪の状態と施術に対応できます。
還元剤で魅せる
チオグリコール酸システアミンをベースに5種類の還元剤をバランス良く配合(多層還元)することで、スペックの数値以上のパーマのかかりやストレートの伸びを体感できます。
アルカリに頼らない
アンビットは、必要最小限のアルカリ量で施術を行うことで、膨潤した毛髪が元の状態に戻れる範囲内で処理できる薬液です。薬液によるダメージを軽減し、安心して使用できる点が特徴です。
[アンビットの核、それは還元剤バランス」
多層還元[Multilayer Reduction]により毛髪に優しくアプローチできる、低アルカリ高還元処方。
オレンジコスメ独自の還元剤のバランスにより、熱との相性も良く酸性薬液との共存に適しています。
1、チオグリコール酸システアミン
チオグリコール酸の「優れた還元力」とシステアミンの「手触りの良さ」「毛髪に対するダメージの少なさ」を併せ持つ還元剤です。
2、システアミンフリーベース
ダメージと残臭の要因となる塩酸(HCL)を除去した、アルカリ度を持つ純粋なシステアミン。
アルカリ領域の薬液に使用するとアルカリ剤を減らしながら十分な還元力を持たせる事ができます。
3、チオグリセリン
原料pHは弱酸性で緩衝を持たない還元剤。緩衝が無いため、少しのアルカリ剤でpHが上がりやすい性質。疎水性が高いため、健康毛にはスピーディに作用し、ダメージ毛にはゆっくりと作用します。
4、アセチルシステイン
疎水感の強いシステイン誘導体です。
配合することで毛髪にコシ感が出てきます。
5、L-システイン
アセチルシステインとの配合バランスにより、質感を高めてくれます。
保湿性がある還元剤です。
[アンビットを支える有効成分]
下記の成分は、アルカリ領域で流出してしまう毛髪成分を補ったり、架橋を作り毛髪を補強するなど、薬液の反応を阻害しないよう配合しています。補修成分で薬液の還元反応が低下する恐れもあることを懸念したオレンジコスメが出した答えはこの4つの有効成分です。
カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン
反応型低分子フェザーケラチンが毛髪にすばやく浸透・吸着することで、ケミカル処理や洗髪、ドライヤーの繰り返しによるダメージを補修し髪にまとまり感を与えます。
カキタンニン
カキタンニンに含まれる高分子ポリフェノールが、ニオイの成分と結合してマスキング効果を果たし、残臭を防ぎます。また適度に毛髪を引き締める効果があります。
ヒドロキシプロピルグルコナミド、
グルコン酸ヒドロキシプロピルアンモニウム
毛髪の奥深くまで浸透してケラチンと結合する、毛髪強化剤です。
損傷した内部ケラチン繊維を強化し健康な髪へ導きます。洗髪後も効果は持続し、毛髪の内外両面から保護します。
エルカラクトン
熱により毛髪内部のアミノ基と結合し、キューティクルのめくれあがり(毛羽立ち)を防ぎます。毛髪を持続的に疎水化させ、髪のうねりを防ぐ役割も持っています。
[薬液ダメージ別カール】
アンビットを使用していただく際は、毛髪のダメージレベルに合わせて薬液選定をしていただくことが大切です。健康毛でもしっかりかけていく。弱ってしまった毛髪でもアンビットであれば、しっかりとパーマをかけることができます。

[アンビットのアイテムとスペック]
コスメ系で狙える上限の強さと、ミックスするための中性の薬液があればと考え、pH7とpH9を用意しました。医薬部外品薬剤と酸性薬液の間を埋めるには充分なスペックだと思います。薬液の強さは、還元剤のバランスは同じで、pHとアルカリ度で変えています。どのpHであっても毛髪に還元できる場所があるなら、正しく還元させて正しく酸化させることが大切です。

ミックス イメージ


ラインナップ

